気になって仕方が無い名盤あれこれ

名盤あれこれ2

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クラシックの名盤・名演奏を中心にお話しください。 でも、脱線も大歓迎!!
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コンサート情報 2009.7 - 京都フィルハーモニー室内合奏団

2009/06/06 (Sat) 18:54:17

 突然の書き込み大変失礼いたします。
このたび、私ども京都フィルハーモニー室内合奏団は、下記の通り公演を開催することとなりました。
ぜひぜひ、皆様、会場に足をお運びくださいませ☆
団員一同、心よりお待ち申し上げております♪

第165回定期公演「近代音楽の名曲」
指揮に京都出身の大山平一郎氏を迎え、
クラリネット独奏に京フィルの松田学をフィーチャーし、
20世紀の音楽シーンを作った偉大な作曲家たちの
個性あふれる名曲をお届けします。

2009年7月11日(土) 17:00 開演 (16:30開場)
京都コンサートホール 小ホール(アンサンブルホール・ムラタ)
(地下鉄「北山」駅下車徒歩3分)

<出演>
指揮: 大山 平一郎
クラリネット独奏: 松田 学
コンサートマスター: 守屋 剛志
管弦楽: 京都フィルハーモニー室内合奏団

<曲目>
ブリテン/ シンプルシンフォニー Op.4
コープランド/ クラリネット協奏曲
ストラヴィンスキー/ 協奏的舞曲
ディーリアス/ 小管弦楽のための2つの小品「春をつげるカッコー」「川面の夏の夜」

<入場料(前売・税込)>
一般: 3,000円
シルバー(70歳以上)・学生(小学生~大学生): 2,000円
※全席指定席
※各当日500円増
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


●参考: http://kyophil.com
http://ameblo.jp/kyophil
チケット発売所
京フィルチケットセンター:075-212-8744
電子チケットぴあ、ローソンチケットでも取り扱っております。

新年のご挨拶。 - KURO

2009/01/08 (Thu) 19:51:25

あけまして おめでとうございます。
みなさんどのような年明けを迎えられたのでしょうか。

我が家は例年、箱根駅伝を観ながらゆっくり過ごすこと
が定番となってしまいました。

さて、ずいぶん長くご無沙汰しておりましたが、なんとかボチボチでも書き込ませていただこうかと思っています。

では、今年も一年よろしくお願いいたします。

Re: 新年のご挨拶。 - 暗ヲ

2009/01/13 (Tue) 00:01:36

あけましておめでとうございます。
ご無沙汰しております。
新年はキムタク主演のHEROをまとめてやってたので、映画版含め見まくりました(笑
というか後はほとんど寝まくりです。年とともにほんと寝ている時間が多くなりました。
今年もよろしくお願いいたします。

Re: Re: 新年のご挨拶。 - 513681

2009/01/22 (Thu) 07:42:26

かなり遅いのですが

あけましておめでとうございます。

僕の新年は
昨年末~
仕事でした…
やっと落ち着いた感があるのですが

これから確定申告で…(汗)


また、こちらでも楽しませて頂きたいな 。と、思います。

本年も宜しくお願い致します。

Versailles 200 Years Of Music - wankichione URL

2008/08/02 (Sat) 12:06:35

http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1853542&GOODS_SORT_CD=102

「ヴェルサイユの音楽200年~フランス・バロックの中心への旅」っていう20枚組のボックス↑がタワレコのHPにだけ現れたんだけど、やっと素性が分かった↓。

http://www.baroqueboxset.com/

誰か、興味ないかいのう?くくく・・・。

Re: Versailles 200 Years Of Music - アラベスク

2008/08/04 (Mon) 13:25:03

うほw
タワレコのHP、半年以上ぶりに見たw
(HMVの僕なり~)

うーん、ベルバラは好きだけど、
バロックには興味ないなぁ。
誰か興味ないのかな?

Re: Versailles 200 Years Of Music - wankichione URL

2008/08/04 (Mon) 15:41:12

ウスバカゲロウの私自身が入手してみました。

音源はほとんどが2007年にヴェルサイユ宮殿で開かれたライヴで、一部K617やGlossaなどの既出音源が混じっていました。まだ少ししか聴いていませんが、興味があれば、内容を考えるとお徳かと。

少しだけリニューアル! - wankichione URL

2008/07/16 (Wed) 15:58:43

流浪の放置管理人wankichioneです。

ブログのイメージもリニューアルしたので、こちらの方も少しだけリニューアル!明るくなって良かったかなと思いますが、不都合があればお知らせください。


ネタは結構あるのですが、なぜか書き込むに至りません。管理人がこれじゃあ、いけませんね。
引き続き、皆様でご自由にお話しください。

Re: 少しだけリニューアル! - アラベスク

2008/07/28 (Mon) 16:28:06

リニューアルおめでとう(?)ございます。
明るい色合いになったのは晴らしいのですが、
黄色が明るすぎて目が痛い・・・
もう少し控えめなお色を希望しますわ。

Re: 少しだけリニューアル! - wankichione URL

2008/07/28 (Mon) 21:36:07

お久しぶりです。アラベスク様。

少しだけ色をいじってみましたが、こんな感じでどうでしょう?

ご希望あれば、また伺います。

おお、素早い対応じゃの! - アラベスク

2008/07/29 (Tue) 09:34:17

誉めて使わす!
アテクシは、黄色よりは目に染みないし、
涼しげでいいのではないかと思いますが、
他の皆様はどでしょう・・・?

ところで、ネタがたまっているそうじゃの?
ちょっと晒してもらえんかのう?
と、釣ってみる。


あ、そうそう、以前wankichiさんとKUROさんが
話題にしていた「クレツキ in Moscow」
このCD最高ですわ!
今年の最優秀CDです。
おかげさまで、未完成が聴けるようになりました。

Re: 少しだけリニューアル! - wankichione URL

2008/07/29 (Tue) 14:21:46

とりあえず、個別のCDネタというわけではありませんが、宇野功芳など3人による「クラシックCDの名盤」(文春新書)が新版になりました。結構書き換わっている部分ありましたよ。

Re: 少しだけリニューアル! - wankichione URL

2008/07/29 (Tue) 15:02:19

それと思い出したけど、良い演奏だと噂だけ聞いていた、クリップスのベートーヴェン全集が再発売されたんだね。

前のBescol盤
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1890808
は、KUROさんも言っていた様に酷すぎる音質だったけど、今度のMadacy盤
http://www.hmv.co.jp/news/article/807090069
は、音質どうかな? 5枚で1000円ちょっとなので、すぐ注文しちゃった。

クリップスって - アラベスク

2008/07/31 (Thu) 15:09:57

アテクシ、まともに聴いたことがないのですが、
そんなに素晴らしいの?
1000円なら買おうかな・・・
でもアテクシの大好きなコリオランが
入ってないなぁ!

Re: 少しだけリニューアル! - wankichione URL

2008/07/31 (Thu) 15:35:18

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9

↑にも書いてあるけど、彼のベートーヴェン全集は昔からクラシックを聴いてる人は良い演奏だったという人がいてるんだけど、名録音で有名だったエヴェレスト・レーベルが流浪の身で、なかなか聴けなかったんだよね。でも、今後↓を見てると、このレーベル再発が決まったらしいね。なかなか面白いラインナップだよ。

http://www.hmv.co.jp/news/article/806040075

エヴェレスト? - アラベスク

2008/08/01 (Fri) 13:17:44

ほほう、アテクシの好きなスタインバーグの
ブラ4があるではないか!
早速カートに入れたぞよ。
まだうすばカゲロウ病が治ってないようだのw

クリップスは・・・コリオランが入ってないのが
気に入らないので、もうちょっと様子見して
おきます。

Re: 少しだけリニューアル! - wankichione URL

2008/08/01 (Fri) 18:33:38

ウスバカゲロウ病は相変わらずですが、自分が聴くペースが追いついてない・・・。

↑のエヴェレスト盤で僕的に気になるのは、コープランドやチャベスの自作自演、グーセンスのハルサイや、ボールトの何枚か、ってほとんどじゃん。

週末に、↓のシュトックハウゼンのヘリコプター・カルテットを観て精進しますので、神様お赦しください。(末期症状)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2725684

追悼 - wankichione URL

2008/07/29 (Tue) 16:11:38

ホルスト・シュタイン氏が亡くなられたそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080729-00000023-yom-soci

心よりご冥福をお祈りいたします。

Re: 追悼 - 513681

2008/07/30 (Wed) 06:18:52

皆様、お久しぶりです!

ホルスト・シュタイン氏が亡くなられた………。

とても、とても、残念な事です。

ホルスト・シュタイン氏&グルダ&ウィーンでの
ベートーヴェン「皇帝」などの
良い録音を残して頂けた事は、
僕の音楽での1つの財産になっています。

心よりご冥福をお祈りいたします。

Re: 追悼 - wankichione URL

2008/07/30 (Wed) 07:28:36

ホルスト・シュタイン氏は、その音楽的業績を考えれば、録音が少ない気がします。

僕が印象に残っているのは、オペラを除けば、ウィーン・フィルとのブルックナー2・6番や、ウィーン響との「グレイト」やシューマン3番くらいです。きっと良いライヴ録音などが多く眠っていると思うのですが。

Re: 追悼 - 暗ヲ

2008/07/30 (Wed) 15:52:21

わぁカラフルになりましたねぇ。
ホルスト・シュタイン氏は一度だけ、その昔バンベルク響とのコンサートでブルックナーの4番を聴いたことがあります。
それ以前にCDも出ていたのですが、私はなぜかその演奏がそれほど気に入らず、ではなぜコンサートに行ったかというと、前半のアルゲリッチとのコンチェルト(曲はすでに忘れておりますが、たぶんプロコかラヴェル)が聴きたかったからであります。
そのアルゲリッチはもちろん良かったのですが、期待していなかった後半のブルックナーが実に素晴らしかったです。
実は長いブルックナーの音楽を実演で聴くのは苦手なのですが、シュタイン氏とバンベルク響は適切なテンポで芳醇な音楽を奏で、聴き終わるころにはすっかり前半のコンチェルトを忘れていました。
素晴らしい音楽家がまた一人いなくなったのは淋しいです。合掌。

ソニーBMG - wankichione URL

2008/07/29 (Tue) 16:24:43

ソニー、米音楽会社を完全子会社化へ 独社との合弁解消

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080729AT1D2900N29072008.html

大博打ですね。

詩的なショパン。 - KURO

2008/07/06 (Sun) 16:43:00

いよいよ本格的な暑さとなってきました。

福岡の夏といえば「山笠」。
今日も窓の外ではオイショオイショの掛け声が響いています。毎年恒例の行事とはいえ一年経つことの早やさをつくづく感じます。

さて、毎週金曜日に更新がなされる「アリアCD」というサイトがあるのですが、この店主のお薦めの一枚をご紹介します。
ピアニストの名前はアレクサンドル・タロー。
曲はショパンのワルツ全集です。(HMFレーベル)
ショパンといえばルーヴィンシュタインをはじめサンソン・フランソワといったお歴々から現代のピアニストに至るまで様々な演奏を聴いてきました。

どの演奏も個性があってよかったり気に入らなかったりするのですが、このタローの演奏はちょっと趣が違っていました。
テクニックなどというものは素人ですので、その上手い下手は判断しかねるところです。ですが彼の弾くショパンはポエムチックとでも表現すればよいのでしょうか。
とにかくどの曲の演奏も凛として美しく心に染み込んできます。アルゲリッチやポリーニのような力強さはないけれど柔らかい雰囲気でとても素敵な演奏です。

よければ一度店頭にて試聴されることをお薦めします。



Re: 詩的なショパン。 - 暗ヲ

2008/07/07 (Mon) 22:43:12

いやぁ暑いです。メタボな私には辛い時期であります。
私はショパンの曲ではワルツ集を聴くのが結構好きです。あとはスケルツォでしょうか。
ノクターンも良いですが、全曲盤だと2枚組になり、同じようなタイプの曲を聴き通すのがつらくなるのです。マズルカも同じく。
その点ワルツ集は全曲盤でも一枚に入りますから、聴きやすいです。
昔は14曲入りばかりでしたね。最近は全曲盤も多くなってきましたが、反面ブーニンの14曲版とかルイサダの17曲版のようなCDもあります。
私がことに好きなのはイ短調の遺作でして、短い可愛らしい曲ですが、これは全曲盤でないとまず入ってないのが難点です。
というわけで、お薦めのタロー、ぜひどこかでチェックしてみたいと思います。

Re: 詩的なショパン。 - 夏みかん

2008/07/10 (Thu) 22:31:30

横道でございます。
フェラスの「無伴奏ソナタ」ゲットしました。
広島市内のタワレコで取り寄せて貰いました。
「入荷いたしました」のお電話は、なんと石鎚山の中腹あたりで受け取りました。
更に、出張の帰りに立ち寄ろうと目論みましたので、年甲斐もなくパルコの9階まで、エスカレーターを駆け上がり・・・。
ああ、三年分ほどの運動量をいっぺんに使い果たしました。
手に入れて本当に良かった。暗ヲさん、KUROさん、有り難うございます。
滾々と湧き出る清水のように、美しい演奏です。
「無伴奏ソナタ」って、シャコンヌを聴いただけでどっと疲れる演奏がありますけど、フェラスは無心に弾いてますね。美しすぎて、悲しくなってきます。
ところで、カラヤンとのダブルコンチェルト(BWV1043)線が細いって言ったけど、私が聴いた限りでは、2楽章、ラメントの美しさはフェラスが一番です。

Re: 詩的なショパン。 - 暗ヲ

2008/07/11 (Fri) 00:21:38

>夏みかんさん
おお、おめでとうございます。
渋谷店でみかけたとはいえ、タワレコは店舗間の移送はやらないので、他に在庫があって手に入るかどうか、少し心配でありました。
演奏もお気に召されたようでよかったですo(^-^)o
夜も更けてまいりましたので、とりあえずお祝いだけでご勘弁ください(笑

Re: 詩的なショパン。 - KURO

2008/07/11 (Fri) 21:17:02

>夏みかんさん

私からも一言、おめでとうを言わせてください。
せっかく手に入れても気に入ってもらえるのかが 暗ヲ さんと同様に気掛かりでした。

なにはともあれ、じっくりと聴いてみてくださいね。

Re: 詩的なショパン。 - アラベスク

2008/07/28 (Mon) 16:30:08

タローさん、先週でしたか、NHK-FMの
ベストオブクラシックで、
一人だけ、2回も取り上げられてました。
しかしアテクシは、2回共聞き逃してしまいました。
残念。

続・日本映画の魅力。 - KURO

2008/07/11 (Fri) 21:31:20

今週のBSではお昼の時間帯に日本映画が放映されておりました。

「稲妻」「あにいもうと」「麦秋」「東京物語」そして「名もなく貧しく美しく」の5作品です。

このなかで3本以上ご存知の方はかなりの「映画通」と言っても過言ではないのでしょう。
最初の2本は成瀬巳喜男監督作品、次の2本が小津安二郎監督作品、そして最後の1本は松山善三の監督作品となります。

全てモノクロですが、共通していえることは家族がテーマとなっているところでしょうか。
しかも(これも邦画独特なのですが)ハッピーエンドで終わらないといいますか・・・なにやら余韻が残るものばかり。特に最後の作品などはタイトルからも容易に想像できると思いますが、徹底的に悲劇なのです。

しかし、この頃の日本映画は黄金期でした。ですから画面全体に独特の雰囲気があって、しかも演じている役者がどれも見事なまでに役になりきっていて凄みすら感じます。内容的にはどれも現在に通じるものがあるので、そういった意味での古さというものは感じられません。

現代では見失ってしまいつつある日本人の美意識とでも表現すべきなのでしょうか、そういったものを再発見させてくれる秀作揃いですので、機会があればぜひ観て欲しいと思います。

Re: 続・日本映画の魅力。 - 夏みかん

2008/07/11 (Fri) 22:08:51

確かに、最近の日本映画、観客を侮ってるようなところがありますね。ぜんぜん違うんですけど、東映のオールキャストの「大忠臣蔵」なんて、小さな映画館で、普通のおじさんやおばさんやお兄ちゃんが見るのに、台詞など実に格調高くて、きっと、作り手が、観客を信頼してたんでしょうね。
今度、黒澤明の「白痴」がありますね。
原作も大好きですが、兎に角、森雅之が一世一代の名演技だそうです。楽しみです。
成瀬巳喜男の映画は、白黒の中の昭和の風景に引き込まれます。仰る2本はまだ見ていませんね・・・
ところで、暗ヲさん、フェラスのCDは輸入元に問い合わせて、そこから取り寄せてくれたみたいですよ。

Re: 続・日本映画の魅力。 - KURO

2008/07/12 (Sat) 14:41:02

そうです。なぜか最近の日本映画はちょっと・・・みたいなところがありますね。

黒澤映画における森雅之は「羅生門」にも出演してましたね。今回ご紹介しました成瀬監督「あにいもうと」でも森雅之の名演技が堪能できます。というか他の作品に出演している彼とは(役どころが全く異なるせいもありますが)違った魅力があってきっと面白いと思われるのではないでしょうか。

チャイコの「白鳥の湖」。 - KURO

2008/07/03 (Thu) 13:32:23

今回は映画の話から。

先日BSで「リトル・ダンサー」という英国映画が放映されていました。地味な作品なのですが個人的にはとても気に入っている映画の一つです。

内容的にはある炭鉱の町における家族愛とでもいったらよいのでしょうか、そういったテーマに基づく作品としてはジョン・フォード監督「わが谷は緑なりき」という名作がありますが、雰囲気的にはその現代版とでも申し上げておきましょう。

その映画の中で効果的に使われている音楽が「白鳥の湖」なのです。なぜかこの音楽が流れてくると格調高い画面に思えてくるから、音楽の力って不思議なものですね。そのシーンでの主人公(少年)とバレエ教師との会話もなかなかよくて・・・
少年「とてもいい曲だね」
教師「悲しい物語なの」
少年「どんな話?」
教師「魔女に白鳥にされた女性と王子の恋の物語」
少年「なんだかつまらない話だね」

それまでバレエという世界、おそらくはクラシックという世界をも体験したことがないであろう少年の姿が見事に表現されています。しかも「白鳥の湖」のメロディが流れていく中で。

さて、その「白鳥の湖」なのですが名盤としてはプレヴィン/ロンドン響やアンセルメ盤、本場ロシアのフェドセーエフ盤、抜粋ではありますがロストロポーヴィッチ盤やカラヤン盤といろいろあります。
私としてはやはり華麗でロマンチックなところでオーマンディ/フィラデルフィア盤を推薦したいところです。

話しは戻りますが、「リトル・ダンサー」をまだ観られていない方はぜひ一度ご覧ください。心がちょっぴり温かくなりますから。

Re: チャイコの「白鳥の湖」。 - 夏みかん

2008/07/03 (Thu) 23:18:20

バテバテの夏みかんです。
KUROさんはお元気ですか?
「リトル・ダンサー」見損ねちゃいました。そんなに良い映画でしたか。
きっと、また放送されますね。ちゃんとチェックしておきます。
オーマンディ/フィラデルフィア盤良さそうですね。
「白鳥の湖」は華麗でなくちゃ!
チャイコのオペラも好きです。「エフゲニー・オネーギン」がいい!
最近オペラのDVDに食指が動いてるんですが、
「オネーギン」はぜひ押さえたいと思っているんですが・・・。
ところで、八月も近いせいか、戦争映画多くなってきましたね。
この間「黒い雨」を思わず見てしまいました。
内容は暗いけど、超豪華なキャスト!
口を開けて最後まで見て、タイトルバックの暗い透明な音楽のあまりの美しさに驚き、作曲家の名前を捜すと「武満徹」でした。

Re: チャイコの「白鳥の湖」。 - KURO

2008/07/04 (Fri) 09:48:23

夏みかんさんへ

急に暑くなってきました。
「黒い雨」は私も観ました。配役もよくて引き込まれた作品でした。確かに内容は重たいですが、こういった映画にも時には真っ直ぐに向き合うことも大切だと感じました。もちろん自分のそのときの気分によってどういった種類の映画を観るかの選択は必要ですけれども。

「武満徹」は知る人ぞ知るで、映画やテレビドラマの音楽を結構作ってます。あのNHKの名作「夢千代日記」もたしか彼の作品だったと記憶しています。
ほんとうに繊細で美しい音楽を生み出す才能は凄いものがありますね。

Re: チャイコの「白鳥の湖」。 - 暗ヲ

2008/07/07 (Mon) 22:15:34

「リトル・ダンサー」わたしもみてません~(残念。
「我が谷は緑なりき」はリバイバル観ました。良い映画でしたね。
「白鳥の湖」というと、初めて知ったのはたぶんモノクロアニメ「サイボーグ009」でした(笑)。009がプリマドンナを踊っている003に会いにいくシーン。有名な第二幕の情景がながれていました。
さてレコードのころ好きだったのはフィストゥラーリの抜粋盤でした。非常にロマンティックな演奏に感じました。
それで全曲盤が欲しくなったとき同じフィストゥラーリの録音(抜粋盤とは別演奏)を求めましたが、こちらは今一気に入らず、ロジェストヴェンスキー盤が好みでした。
CDになってからは同じフィストゥラーリ盤とかなり個性的なロヴィッキ盤が好きです。ただどちらも抜粋盤であります。
ちなみに私はこの曲の暗い序曲が大好きなのですが、抜粋盤だと収録されていないことも多いのが残念です。

二人の名手。 - KURO

2008/06/26 (Thu) 14:16:47

みなさん、こんにちは。
福岡も今朝はようやく青空が見えました。
ここのところずっと曇天が続いていましたので、ちょっと気持も晴れやかになった気分です。

さて今回はピアニストを二人とりあげます。
一人はすでに故人ですが生前は最後のヴィルトゥオーゾと言われたシェーラ・チェルカスキーの演奏。
曲目はチャイコのピアノ協奏曲第2番で(AUDITEレーベル)伴奏はフリッチャイ/RIAS響。

そもそもチャイコの第2番なんて滅多に聴く機会がないように思います。この演奏はしかも短縮版だとかで全くの初体験でしたが、いやはやその演奏の過激なこと。これでもかと鍵盤を弾きまくるチェルカスキー。しかもフリッチャイも負けず劣らずゾクッとするような気迫にみちた演奏。圧倒されました。
録音もスタジオ・セッションなので聴き易く、これは近ごろになくヒットしたCDでした。

もう一人はアブデル・ラーマン・エル=バシャという方の演奏。曲はサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番であります。(CALLIOPEレーベル)ちなみにオケはピカルディ管、指揮はバスカル・ヴェロ。

このエル・バシャという人、レバノンの首都ベイルートで生まれた優秀なピアニストなのですが、日本ではいまひとつ知名度が高くないかもしれません。
ですが、個人的には異国情緒溢れる名前と共に気になるピアニストの一人です。その彼が演奏するサン=サーンス。もう出だしからえもいわれぬ雰囲気です。情熱的で魅惑的な演奏にすっかり心を惹きつけられてしまいました。

ピアニストというのはそれぞれ個性があって面白いと思うのですが、そういったなかで、素敵な演奏に出会ったときは嬉しいものですね。


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