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皇子かプリンス、悪魔とラブソング、ハツカレなど、桃森ミヨシさんの作品について語る掲示板
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無題 - オガクズ

2014/04/27 (Sun) 10:16:57

現在、掲示板は一時的に停止しています。

1巻でる〜!! - オガクズ

2014/02/20 (Thu) 11:46:53

次号、やっとやっと巻頭カラーです!!
嬉しいな〜〜〜
やっぱり人気あるんですね!
絵も話もすごくいいし、そうなるとは思いましたが…
扉に書いてある「切ない、でも大胆な恋が大人気!」という通り、菜乃花っておとなしくて控えめで、ぜんぜん自分を押し出して行くタイプじゃないのに、行動する時はするっていう子なんですよね。
大胆な恋というフレーズはほんとにそうだと思います。

今回はやっと二人のラインが同じになるっていう、素敵な回でした。
階段のひとつの段差が、たった1歳しか違わないのに大きな壁だったっていう「1歳差」の比喩になっていて
いいシーンだったなあ。そこを菜乃花の方から降りてきてくれたっていうね。
隼太の真理が前回から引き続いて描写されていて、より二人の距離の変化を感じられました。
でもまだ隼太は好きっていう風になったわけじゃなくて、ばっさり切ろうと思っていた関係を、そうじゃなくて続けていきたい
菜乃花をもっと知りたいって思って、恋がこれから始まるかどうかっていうスタートラインに立てたところなんだと思います。

もうひとつ、気になるのは優子ちゃん。
前回の、思わず自分の彼氏と比べてしまったとことか
今回の、説教する口調で責めてしまったりとか
なんか女友達としてすごくリアル。
この話は登場人物の感情のリアルさが良さでもあると思うけど、優子ちゃんがこの物語の中で最もリアルな存在として働いている気がする。
「あれお前の友達?」ときかれて「…そうだけど」と答える優子ちゃんの心境はきっと複雑でしょう。
こんなに嫉妬してるのに友達?菜乃花に何も聞かされてなかったのに友達?いろいろ渦巻いていそう。

次回の巻頭カラーはページも多めだし、どう動いて行くのかすごく楽しみです。

菜の花の彼 - オガクズ

2013/12/27 (Fri) 05:19:30

すっごくいい!!!!

ある意味、予想を超えてきました。
もーなんていうか、すっごく胸がせつなかった!!!
連載の1話でいきなりこんなに心を動かされたのは久しぶりです。
これはもしかしたら、今後の展開とかによってはすっごくヒット作になるんじゃないでしょか。


1話はもう文句なし、すっごく良かった。
セリフ一つ一つと、表情、絵、透明感のある綺麗で繊細な線。
絵と話がここまでマッチしていると素晴らしくなるんだと改めて漫画の良さを感じました。
2話は1話から少しだけ進展、まだ自己紹介、そして新たな自分の大胆さに気付く菜乃花、友達との関係の変化…。
すごくゆっくりに感じるんだけど、ドラマがちゃんと動いている。
1話に比べると明るくなった雰囲気が強くて、1話のような切なさは感じませんでしたが
これからどう恋が変化していくかめちゃくちゃ楽しみ。
隼太はとても誠実で丁寧、そしておちついている。
年下とは思えないくらい。
でもメモを強引に渡されて受け取ってしまった表情に、1コマだけで年下っぽさを感じさせるシーンはうまかったな。
これからどうなるか本当に楽しみです。

桃森先生はすごく絵が変わりました。っていうかやっぱり、話に合わせて変えたんだと思う。
桃骨を見返してみると、話がギャグで勢いがあるからか
それもまた話に合わせて絵を若干少年漫画っぽくしている気がします。
線が太くてがっしりしている、わりと書き込んでいるし。みっしりとした画面です。

でも菜の花の彼の画面はすごく透明感がある。
光に透けるような線と綺麗な目、これがまたこのピュアで切ない話に合ってるんだわ。
桃森先生ってほんとに実力があるなあと思います。何より見せ方というか演出がうまい。
そして鉄骨先生も今までとまったく違うこの話、中高生に共感してほしいというところからしても
読者対象をちゃんと考慮して話を作る事が出来るというのはさすがプロですね。
本来は少年漫画の作風やギャグがお好きなようですから。
そういう意味でお二人とも、ほんとにプロ意識が高い。
誰が読むか、読ませるかという事を念頭において、自分勝手に好きな物を作るのではない、楽しませる為のエンタメは素晴らしい事です。


しかし表紙であれだけでかでかと「待ちに待った大型新連載」とあおるなら巻頭カラーで始めて欲しかった。
大きいカラーが見たいです。


「心が動く新連載」
と言われるにふさわしい出だしでした。
今後、深くてピュアな物語と美しい絵を期待したいです。
二人の心を深く、丁寧に、そしてリアルに見せてほしいですね。

いよいよ新連載 - オガクズ

2013/11/22 (Fri) 05:19:45

いよいよ、というかもう、やっとですね。
来月からやっとやっと新連載が始まります〜〜!!!
鉄骨先生とのコンビで初めての連載…どんなのか気になります!

鉄骨先生というと、桃骨を読む限りは作風がギャグっていうか
コメディとか、設定がぶっとんでるのとか、どっちかっていうと明るい笑える作品が多いような気がします。

ところが新連載の「菜の花の彼」
雑誌に載っている予告カットと紹介を読むと、超ピュアな恋愛漫画の模様…
これはびっくり!!!!
路線が想像とぜんぜん違いました!!!!

それよりも桃森先生の絵がすごい変わってるんですよ!!
女の子が可愛くなって、男の子は相変わらずかっこいいんですが
特に白黒の予告の方を見ると、かなり線が細くなって繊細な絵になってて
なんだか作風にあわせて変えたのかなって感じがしました。
今までよりすごく繊細、ほんとそんな感じです。
漫画を見てみないと分からないですが、やっぱどう変わろうと桃森先生って絵がうまいんだよなあ…

カカラーの方はウエブより雑誌で見るとより分かるんですが、
今までパキッとしたはっきりした色の塗り方だったんですが
今回は水彩のような感じになってます。綺麗です!

色の塗り方にしてもモノクロの線の細さにしても
作風に合わせての事なのかなと想像すると、早く読みたくて楽しみです!
皇プリ以来1年ぶりくらいの連載、また毎回マーガレットを読むのが楽しみな日が戻ってくるのが嬉しいです!

合コンLovers - オガクズ

2013/06/27 (Thu) 01:34:33

キミの晴天がザマ掲載で発売中!もう読みました!
やっぱ面白かった〜!
今回はザ、王道って感じ。
今まで変わり種っぽいのが多かったので、王道な事に驚きました。
でもキャラがちょっとひねってあって、王道だけど王道じゃない…そんな感じ。
ここまでいくつか読んできて分かったんですけど
桃森先生と鉄骨先生のコンビって、絶対「笑うところ」が入ってるんです。
コメディ色が強いというか、主人公に悩みがあっても暗くなりすぎない。
すごく読んでて楽しいんです。
これは鉄骨先生の特徴なんじゃないかな。

桃森先生の単独でのこれまでの作品は、ハツカレ、悪ラブ、皇プリが主な連載でしたが
コメディ色が強いのはハツカレの最初の方だけなんですよね。
ハツカレも途中からはシリアスめというか、4人の片思いの切なさが中心でしたし
悪ラブはもうドシリアス!人の気もちの深いところを抉るセリフも多くて、考えさせられたり泣けたりするシーンは多々あったけど笑うシーンはあまりありませんでした。
皇プリは軽いタッチでコメディに見えて、実はえらく社会思想的な内容だったと思います。

それに比べると鉄骨先生と組まれてからの話は、とにかく気がついたら吹き出してる事が多い。
ギャグが多いんです。
その最たるものがこの「合コンLovers」でしょうね!
ほんとにおなか痛くなるくらい笑いましたwwww
アキちゃんもどこか天然で面白いし、ツッコミ続ける春人が不憫で不憫でw
ラストまで楽しい作品でした!

再来月にはいよいよコミックスが出ますね〜
やはり読み切りのコミックを出すために作品を描くペースがあがっていたのかもしれません。
その後はいよいよ連載かな?期待しています。

マーガレット50周年記念イベント - オガクズ

2013/05/19 (Sun) 02:48:36

行ってきました、50周年イベント。
東京駅すぐ近く丸ビル、久しぶりに東京駅に来たけど綺麗になりましたね〜!
KITTEが出来てから初めて行ったので、あまりの人の混雑ぶりに驚きました。KITTEは当分スムーズには入れないんじゃないかな。

さてイベント、1階の催し物(トークショー)が主な目玉かな。
私が行った時は何もやっていませんでしたので、早速、原画展の方へ。

すごいこれだけいろんな作家が集まる展示会は珍しいですね!規模の大きな展示でした。
正面に飛び込んでくるのは作家さんたちの直筆サイン色紙。
桃森先生のは正面の真ん中、一番上に展示されていてけっこう目に入りやすい位置でした。
マリア、チロ、つなぐの3人が書かれていました。

そして原画展。
まず年表。ベルサイユのバラから俺物語まで
昔のヒットから今のヒットまで主な連載作品がマーガと別マあわせて年表になっていて、桃森先生の作品では
「ハツカレ」と「悪魔とラブソング」が入っていました。
年表にしてこうしてみると昔の方が社会的ヒットが多いですね。
ベルバラ、アタックNO1、紡木たくさん、
その時代の時世を強く反映したような作品だ多かったように思います。
それに比べて今のヒット作はあまり時世を感じる事がないなあ、なんて。

話がずれました。
桃森先生の原画の展示は「ハツカレ」がカラーイラスト1点、モノクロ原稿1点
「悪魔とラブソング」はモノクロ原稿が3点
合計2枚の大きな板に展示されていました。
カラーがめっちゃくちゃ綺麗!
悪魔とラブソングはマリア、優介、目黒のそれぞれの印象的なシーンが展示されていました。
ラブリー変換のセリフもばっちり入ってましたよ!
こうして見ると、桃森先生って今の方が俄然、絵がうまくなってるんだなあ。
この前の読み切り「とほほよ」とか「合コンlovers」と比べると、ハツカレも悪ラブも絵がかなり稚拙に見えました。
男の描き方もちょっと変わられたのかな?
今の方がすごく色っぽいです。あ〜早く連載してほしいです…

そして上の階のカフェへ…
店内をあやしくうろうろして見てみると、ハツカレのテーブルを発見!!!
カラーの展示されていたイラストがそのままテーブルに大きくプリントされていました。
でも私が案内されたのは別のマンガのテーブル、そこはちょっと残念でしたが
想像していたよりカフェも豪華で、展示も点数が多くて
すごく充実したイベントのように思いました。

雑誌を支える作家さんというのは本当にたくさんいらして
その中で連載できる人というのはもっと一握りで
さらに年表に載るようなヒット作を出せる作家さんはもっと一握りで
さらにさらに2作以上の代表作がある作家さんはもっとしぼられて…
そう考えるとみなさん凄いんだなとしみじみ感じました。
移り変わる作家さんたち、変わっていく雑誌のカラー
そして桃森先生もコンビを組まれて、今までの作風とまったく変わりました。
これからの変化も楽しみにしながら、今後も応援していきたいと思います!

次回作の予定 - オガクズ

2013/04/23 (Tue) 22:58:55

現在発売中のマーガレット付録の読み切りは、ガラッとかわってギャグマンガでした!
すごい笑った〜wwwwww
感想はまたのちほどくわしく書くつもりです。
それにしても毎回違う雰囲気で、作品の幅が広いですね!
二人でやるからよけいになのかな。


そして間をおかず次は6/24発売のザ・マーガレットに長編が掲載されるようです!
これはカットもタイトルもなく、名前しか載っていないので
本当に急に掲載が決まった感じがしますね。
次はどんなのか楽しみです。
今までで一番の長編だし。


それにしてもどんどん掲載スピードがあがっていきますね。
最初に初めてお二人の合作よみきりが載って、次の2作目が載るまで半年近くあいてるんですよ。
けどそこからはほぼ毎月載る感じですね。
もしかしたら読み切りのコミック1冊分を急いで作ろうとしてるのかなと思います。
その次くらいから連載してくれないかな〜と期待してるんですが
なんだか毎回作風が違うので(ファンタジーだったりギャグだったり)
もっといろんなタイプの読み切りも読みたいなーとか思ったり…
何にしろ楽しみです!


あとちょっと思うのは
もしかしたら最初の読みきりの時は、作り方がまだ決まってなかったのかなと勘ぐっています。
最初の作品は鉄骨さんがネームまで描いていて、それで二人の疎通がうまくいかなかったみたいな事を書かれてました。
そして2作目の「とほほよ」から、ネームは桃森さんが描くように作り方を変えたそうです。
実際とっても良くなってるというか、少女漫画的になったと思うんですよね。
見せ場の作り方や流れなど。そこらへんの感想は下の「とほほよ感想」で書いてます。
そして二人での作り方が定まったから、制作スピードがぐんと早くなったのかなと。
最初に載ってから次までの半年近くの間に、試行錯誤されていたのかもしれないなと思います。

ザマーガを買うのは久しぶりだな〜
情報を下さったのは大多郎さんです。
ありがとうございました!

とほほよ - オガクズ

2013/04/03 (Wed) 07:55:18

とほほよ 読みました。


これ、かなり面白かったです!
正直読み切りなんてページも少ないし、1エピソードをだらっと見せるようなものがほとんど。
それか薄っぺらい感じでありきたりに終わるか。
評価されたり、心に残る40pくらいの読み切りは、だいたいホラーとかポエム風とか、ちょっと変わったものが世の中の常であると思うんです。
でもこのとほほよ、きちんとファンタジーラブコメしていた!
そして40pでここまで内容を盛り込むことが出来るのか、っていう話の厚さに感心しました。

しかし40pという短い規定のせいか、山場のところでもうちょっと見たい、ここの場面もっと見たい!という感じはしました。
それでも十分盛り上がっているし、あそこにいくまでの心のどんどん変化していくあたりは気持ちよかったです。
今回は前回のモブ女に比べて、画面がとっても華やかでダイナミックで、すごく見やすいなと思ったら
トークによると作り方を変えたようですね。
前回は鉄骨さんがネームを描き、それを桃森さんが少女漫画用に変化させていたらしく、いろいろ齟齬が出てうまくいかなかったようです。
感想にも書きましたが、少年漫画っぽいというか(今思えばそれより青年漫画とか大人向け漫画ぽいかも)
抑揚をあまりつけず、淡々と進むので盛り上がりに欠けていた気がします。ここが見せ場ですよ!というのが分かりにくいというか。
それが今回のとほほよでは全くなく。
今回からは桃森さんが鉄骨さんの話を聞いて、ネームにおこすのは桃森さんがやっているそうです。

それにしても桃森さん、どんどん絵がうまくなりますね!
男は相変わらずかっこいい!見ているだけでうっとりですが
クールでお人形さんぽい十歩がどんどん表情豊かになっていくのもドキドキしました。
やっぱ表情かくの上手いよなあ〜
桃森さんの絵、大好きだ!奇麗なのに、動いてる。
同居しなさそうなこの二つの要素のバランスがすごくいい!
帆世も珍しい感じのキャラで可愛かった。
年にしてみたらかなり思考回路が幼いですが、その理由も「だからこそリリスを抑えられているのかも」と説得力がありますし。
ラストのどんでん返しは気持ちよかったな。
化粧して可愛くなるのは少女漫画のパターンですが、モブ女ではそれを覆していたなそういえばw


今回ファンタジーでせめてくるとは思わなかったので驚きました。
次はもう半月後に出るんですね!楽しみだ〜〜〜!
どんな漫画なんだろ
どうやらジャンル的には、ちょっと変わった(ひねった)感じの要素が入った、現実世界ものがお得意なのかもしれませんが
そうと決めるほどまだ作品数がないですしね。
まだまだいろんなたくさんの漫画を読んでみたい!
そして早く連載してほしい〜〜!!

期待しています!

Re: とほほよ - ゆい

2013/04/23 (Tue) 17:54:50

とほほよ、読み切りだったんですか!>_<
続きがあるんじゃないかと楽しみにしてました…
鉄骨サロさんの絵や話が好きでずっと待ってたので、原作担当としても楽しみにしてました&次回も楽しみです。

Re: とほほよ - オガクズ

2013/04/23 (Tue) 22:49:46

ゆいさん、初めまして。
ご来訪ありがとうございます。
そうなんですよ、とほほよは読み切りだったんです。設定が大きいから続いていく感じもしましたが、
1本で奇麗にまとまっていましたのであれで終わりかなという気がします。
マンガの隣ページのピックアップコーナーでも読み切りだとはっきり書かれていましたし。
二人の気持ちもすでに両思いですし…。
鉄骨さんは一人でも描かれてる方なんですか?今のところ何も情報がないんですよね。この前ピックアップのページがやっと載ったくらいで。
これからいろいろな作品を読んでいきたいなと楽しみにしています。

Re: とほほよ - ゆい

2013/04/25 (Thu) 19:32:35

お返事ありがとうございます♪
ネタバレになっちゃうので書けないですが、終盤で登場したキャラとの二人の関係や今後が気になって気になって>_<
そして、サイトにオガクズさんのメールアドレスを見つける事が出来ないのですが、どちらかにあるでしょうか?

Re: とほほよ - オガクズ

2013/04/26 (Fri) 18:21:35

ゆいさんこんにちは!
終盤のキャラってあれですね、リリ…
いやー私はあまり気にせずネタバレ要素含む感想をバンバン書いちゃってました、すみません(汗
メルアドというか、メールフォームを設置してます。
左のバナーの更新履歴の中の左のバナーにMAILというボタンがありますので、そちらから入ってください。
一応アドレスも貼っておきますね
http://form1.fc2.com/form/?id=65929

モブ女! 後編 - オガクズ

2012/11/08 (Thu) 11:59:20

モブ女! 後編よみました。


前編で結構ぶっとんだ設定だなー、これ後編どうするんだろ、と思っていたら
すごくまとまっていました。しかもじんわりとした良い話系だった!

これ、前編と後編に分けずに、一気に読ませた方がよかったんじゃないのかな。合わせても60ページでそんなに多くないし、1号の雑誌に一気に掲載した方がずっとよかったと思います。その方がラストのモブ子の言葉ももっとぐっとくるのに。
チカちゃんが実はモブ子を「何者か」にしなくちゃいけないと思って自ら手を離したんだっていう事も、最初のそっけない態度を読んだ直後に分かったらもっとよかった。
モブ子も自分のことを決して卑下せず、自分の出来る事に誇りを持っているところがとっても良かったし。
あー前後編にわかれてたのがもったいないなあ。
(途中、えらい化粧になってしまって、なおかつ喜びを見いだしてるモブ子が笑えましたw)

とはいえラストの方の、チカちゃんがモブ子の名前を呼んでくれたあたりや最後のラブチューも、もうちょっとページを多く読みたかった気がする。
桃森さんは大胆な見せ場の画面を作るのがうまいので、その辺をもうちょっと活かしてほしかったなあ。全体的にコマ数が多くて、どーんとした画面は少なかったので。
読み切りの限界なのかもしれないけど、いろいろと詰め込まれてて読み応えあったけど、少し余韻が足りないような気もしました。
でも一つの話として綺麗にまとまっていて、一見王道に見えるけどオリジナリティもあって良かったです!
とくに設定がw

そうそう、周りのキャラがよく動いてるなあと思いました。
モブ子とマリちゃんとヒロちゃんの3人の女子たちのやりとりはすっごく微笑ましかったというか笑ったw
そして男子パートもチカちゃんと都の友達関係がなんかリアルで、お互いにちゃんと信頼しあってる感じもして、おもしろかった。
会話ややり取りが、笑えるのに自然な感じがするんです。

そう、鉄骨サロさんて「仲間」を書くのがうまいような気がする。
恋愛面は今回だけでは判断できませんが、マーガレットの他の作品に比べるとドロドロ感が薄い。桃森先生のハツカレに比べても、彼と彼女の二人の物語!っていうのではなく
どっちかっていうと仲間でわいわいやりながら絆を深めて行くようなマンガのタイプに感じました。どこか少年マンガっぽいんです。
その良さを活かしながら、恋愛ももう少し濃くしていくと、すごく面白いものが出来そうな気がする。
なんというか本当に、仲間内の楽しそうな雰囲気を出すのがすごく上手だと思った。

まだ1作しか読んでいないし、脇キャラにマリアとチロが出て来たりで、完全なオリジナル色のものではない気がするので
これからもっと作品を読ませてもらいたいですね!
チカちゃんの心理を「壁に張り付いた顔」と表現するあたり、シリアスも面白そうな気がするんですが
こういうところからも、普通のマンガはあまりやらないのかなーと想像ができます。
他にどんなマンガを生み出されるのか楽しみです。
早く連載もしてほしいなー。
次回作まっています!なるべく早く!

モブ女! 前編 - オガクズ

2012/10/24 (Wed) 03:46:44

モブ女!前編よみました。



いやーびっくりした!!!
ぜんぜん作風が違うんだもの!!!!



すごく面白かったです。途中で何回も笑ってしまった!
こまかい遊びが随所にちりばめられて、原作の鉄骨サロさんのぶっとんだ感覚が楽しかったです。
一言では言えないんだけど、本気でふざけてるマンガでした(笑
まあ、普通のマンガじゃない感じでしたね。
うん、ちょっとありきたりな感じではない。
でもストーリーのおおまかな粗筋だけ読むとすっごく王道なんだよね、なんだこれ(笑
ラブコメって書いてあるけどかなりギャグよりですよw



うん、これは桃森先生からは生まれてこない類の話かもなあ…なんて思ってしまいました。
心無しか、ってか絶対だと思うんですけど、桃森先生も絵柄を鉄骨先生の話に合うように変えてきてませんか?
ちょっと骨太っていうか、かなり少年マンガよりの画面になってます。
顔のアップが少なくなった分、話がテンポよくて台詞が多めで情報量が多かった。これは読み切りだからかな?詰め込んでる感じはある。

でもギャグとはいえ最後の回想では、なぜモブ子がチカちゃんの事を好きなのか、ずっと彼を守って来たことで
自分のことも認められるというか、チカちゃんを守れる自分だからこそ
あの凛としたモブ子でいられるっていうのが分かったあたりで、笑いだけじゃない、なかなか深みのある話になっていて
次回にうまく引いていました。
このへんはさすが、原作をやられるだけあって上手いです。

マリアとチロがちゃんとした友人のキャラとして出てるのもサービス精神あるなあ、と思ったり
(だってマリアとチロは桃森先生のキャラなのに、それを出してとてもいい役割をさせて活かしているんですから)
なにげにチカちゃんの友達の都もいい感じにキャラたってるんですよねー。脇役もみんなキャラがたってる。

正直、原作つきという事で不安もあったんですが、これはコンビを組んで正解なのかもしれない。
少なくともファンの私から見ても、桃森先生一人では生み出せないマンガだなあと思ったし、(失礼なことを言ってますが)
これからもっとこのコンビの生み出すマンガを見たいと思いました。
とりあえずこの、すごい設定のマンガをどう決着つけるのか、後編のまとめ方が楽しみです。
そしていずれは連載なさるでしょうが、ほんと、他にどういうマンガを作り出されるのか全然想像がつきません。
これは本気で楽しみなユニットが生まれましたね!


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